1. 耳を育てる
- 導入期から良い音を教えて、出した音の響きを聴ける耳を育てる。
- 音の音色をイメージして、いろんな音色とそろえることのできる耳を育てる。
- 音程力とハーモニー感を身につけて、右手と左手の音の響きを同時に歌える耳を育てる。
耳と頭と指先が一体となって進歩していくことを目指します。
2. 支えと脱力
- ピアノを弾く為の良い姿勢と良い腕の為の支えと脱力。
- 音を響かせる為の腕、しっかりとした指先と音を出した瞬間の脱力を覚える。
- レガート(滑らか)に弾ける指先といろんな音色を出せる指先の為の、支える関節と脱力する関節。
脱力できている状態を感じてコントロールできることを目指します。
3. 感覚を磨く
- 拍子感・リズム感をしっかり育て、拍子の中に歌う音楽をイメージできる感覚。
- 音の動きと音と音の間を感じて、歌いつなげることのできる感覚。
- 音程力をつけて音が上がる下がるを感じて、ピアノの音でフレーズを歌う感覚。
- 半終止や終止形を捉える感覚といろんなハーモニーの色合いがわかる感覚。
導入から違いを聴かせ、真似をさせながら感じさせていきます。
この3つを同時に感じながらピアノを弾く、3つの土台を丁寧に育てるピアノ教室です。
さらに、感性と表現力を磨き、それを音にする為のテクニックを修得して、「心の通った演奏」
を目指します。そして、音符を読む力(読譜力)と楽譜を読む力(知識と判断力)、指先を鍛えて
いく為の毎日練習をする力(努力)をつけて、ピアノを演奏することに対して独り立ちできる
ように育てたい、ピアノを通して力強い意思と鋭い判断力、強い精神力を育て、将来に渡って
努力することのできる人間になってほしいと願って指導していきます。