4月30日、二男を迎えに岩手県の牧場へ。牧場まであと3キロ程という所にきて、山の中で迷子になってしまいました。
ナビを頼りに進んで、道がだんだん細くなり、終いに舗装もされていない道に突入…
本当にこれであっているのか、おかしいなぁ~と思ったその時に引き返すべきでした・・・と、
今更後悔しても遅い。
途中で道のボコボコにタイヤを取られて大きな岩にあたってしまい、車を傷つけてしまったのです(涙)それだけではありません。岩にあたっているのがわかっていても、タイヤがハマって動けなくなったら…という恐怖感から、その状態のまま前に進むしかなかった…車が傷つく音をたてながら「あ~」上がるしかありませんでした。
もう、これ以上は車で進めない…車から降りて歩きました。
ところが、たどり着いた先は何と行き止まり(号泣)
携帯は圏外でつながらなくなり、タブレットのナビも充電切れでした。「どうしよう…」
とにかく車まで戻らなくっちゃ!歩いて1㎞ぐらい引き返しました。
怖かった、心細かった、不安でした…歩きながら、あそこまで上がってしまった車でどう下ろうか考えました。方向転換できるところまでバックで下りるしかない…できるかなぁ、やるしかない。
何度も車から降りて道を確認しながら下がり、途中でうまく方向転換もできました…
泣きべそかきながら必死!・・・とその時、人気のない山の中に釣りに来ていたおじいさんを見つけました!
今から思うと、あのおじいさんは神様!?まさか!!でも、神様が呼んでくれたに違いない・・・
ちょうど車から降りて、釣りをしに川に向かう準備をしているところでした…私に助けを求められ、釣りを辞めて舗装されているところまで、車で誘導してくださいました。そして「ついでだから」と言って、牧場まで連れていってくれたのです(涙)おじいさん、ごめんなさい!!でも助かった、良かったー助かった!!
なんて易しいおじいさん…心から感謝して何度も何度もお礼を言いました。
本当に助かった…この場も借りて、本当にありがとうございました。
一生忘れません。
その日の夜、テレビで登山者の遭難のニュースを聞き、他人ごとではありませんでした。あ~可哀想に…悲しかったです。山は怖いです。どこまで行っても同じ風景で、方向音痴の私は恐怖のどん底のようでした。
ゴールデンウィークの始まりに、このショックで思いっきりテンションが低くなってしまいましたが、
今日3日は、二男の成人式で、夜は息子が四郎丸小学校時代の「親の会」があります。
元気に行ってきます(*^_^*)